いよいよ読書の秋がやってきました。
素敵な古本屋さんとの出会いもあって本が増えました!
まだ読んでいないものもありますが、少しご紹介を…。
■ 「歩行文明」 真鍋 博
イラストレーター真鍋さんの歩く事に関するエッセイです。かなりつまみます。
わたしたちはまちがいなく機械文明の行き詰まりのなかにいる。
だからといって、機械文明を拒否すれば、不便と非文明を強いられなければならない。
ゆきすぎた文明を是正するには、文明のテンポをかえざるをえないらしい。
歩きいいよう、歩いても疲れないよう、転ばないよう、しかも速く歩ける道がいる。
それは、思索の道であり、話す道であり、歌える道であろう。
それをつくりだすのは、建設省でも都市計画家でもない、わたしたち自身だ。
昭和49年に書かれたものです。
その後機械化は進む一方です、たまにはゆっくり歩いてみませんか?
■ 「てろてろ」 野坂 昭如
目次だけでも凄いです。Beccoのイメージを壊したくない方は読まないでくださいね。
■ 「遠くからの声」 舟越 桂 作品集 写真:豊浦 正明
サイズは小さいですが舟越さんの制作過程や感情が写真と文章によって
静かに力強く伝わってきます。
憂いを帯びた彫刻は何を見つめているのか…。
■ 「クルやお前か」 内田 百閒 現在読み始めました。
ご興味のある方はどうぞ、本棚に置いてありますので探してみてくださいね。