リアス式海岸の独特の地形ですので
海と山が隣り合わせで入り組んでいます。
平地を押し流し、川を逆流し、
押し寄せた津波の最終到達地点は海が見えない山の中。
「どうしてここが?」
と思うようなところもお家が無くなっていました。
海水に浸かった山の木々が茶色く枯れ始めています。
ぽっかり空いている穴は
海沿いを走る電車、気仙沼線のトンネルです。
線路も駅も流されてしまい、復旧の目途がたっていません。
歩く人もなく、通るのは車ばかりですが
橋の柵は当時のまま、
壊れてしまった大きな橋もそのままです。
この翌日に、やっと信号機が設置されたそうです。
震災から9カ月が経つ頃です。
..つづく