タロちゃんと同じくして、
安曇野の碌山美術館へ参りました。
前夜まで存在すら知らなかったのですが、
とてもとても素敵な美術館で、
思わず1日で2度も行ってしまいました!
煉瓦造りの教会の様な建物の中に
碌山さん、つまり荻原守衛さんの彫刻が並びます。
碌山さんは明治44年、30歳という若さで亡くなられたそうで、
昭和33年に、作品を公開するためこの碌山館が作られました。
細かい意匠にも心が躍る、緑に包まれた碌山館。
敷地内には所々ベンチがあるのですが、座ってみますと
自然に木やお空を仰ぎ見るような姿勢になるんです。
次々と、他にも展示室が作られています。
こんなカワイイ建物も(展示室ではありませんが。)
木々は伸び伸びと大切に育てられていました。
名札もついていたりして。
ベンチでボーっとするのもいいですよ。
私は碌山さんを存じませんでしたが、交友関係も広く
ゆかりのある方々の作品もたくさん展示されていました。
高村光太郎さんなどもお友達だったそうです。
日本が目まぐるしく変化を遂げた明治時代に
海外でたくさんの事を吸収し、帰国後も制作に没頭し、
それはそれは、勇気と熱意に満ち溢れていた事でしょう。
そして見えない苦悩もたくさんあったでしょうね。
木々に囲まれた、静かで温かな碌山美術館、
とても生き生きとした素敵な空間でした。
松本より、大糸線「穂高駅」下車、
のんびり歩いて10分弱でしょうか。
線路わきの道中も、ほのぼのしてます。
私は、絶対にまた行くと思います!!
皆さまもぜひ!