勝沼ぶどう郷駅~なんて素敵な名前♪
新宿からは特急を使えば2時間弱、コトコト電車を乗り継いだら
2時間半位でしょうか、車だと空いてれば1時間半で行けちゃうそうですよ。
見晴らしの良いホーム。
葡萄の収穫は半分以上終わっていましたが、
まだ立派な実もなっていたり、葉っぱが紅葉していたりと
とってもきれいな風景を楽しめましたョ。
こちらは「甲州」
この旅最大の目的が、ギャラリー跫音小舎さんです。
贅沢に作品を独り占めして、ゆっくり鑑賞しました。
木をたくさん使った作品に、私は殻や虫を連想して
湧き出るエネルギーと同時にひっそり息を潜めているような
不思議な空間を満喫しました。
ギャラリーのご夫妻は、お友だちをお招きする事もあるそうで
私もお夕飯をごちそうになりました!
(一般の方へのお食事のご用意はありません。)
奥さまの美味しいたくさんの手料理に
ご主人さまが注いでくださるワイン!ワイン!!
お好きな物や手作りの物に囲まれた素敵な生活で
人生を楽しむご様子がとても素敵なお二人。
色々なお話が楽しくてあっという間に時間が過ぎて
とっても有意義なひと時を過ごさせていただきました。
お屋根に登って、きれいな満月も見せていただき…うっとり。
お言葉に甘えて、またおじゃましまーす。
お泊りはご近所の鈴木園というカワイイお宿。
明治時代の建物を改装してありまして、清潔な室内にふかふかベッド、
美味しい朝ごはん、B&B(ベッド&ブレックファースト)というスタイル。
アンティークの調度品や…随所にあるノスタルジックな版画、
お部屋番号プレート
と思いきや、先代のご主人さまの手作りケシゴムスタンプだそう!
豆本を作ったり絵もお描きになるらしく、たくさん飾られていました。
そしてコレクションの骨董品を見せてくださるギャラリーもあるのです。
ワインの古~い瓶や、江戸時代の焼き物など、今の店主さんが
ひとつひとつ丁寧に解説付きでご案内くださいました。
エントランスの展示
朝食をいただくホールも、趣たっぷりなのです。
朝の日差しの中での爽やかな朝食!
のはずが…若干の二日酔い…あぁ、すみません…。
そんなスタートの2日目は第二目的の大善寺!!
いいお屋根ですね~。
7年前はどしゃ振りの中、外からボーっと見ただけでしたが
今回は仏像やお庭もしっかり拝観しまして、大満足。
体調に不安があったので(笑)ワイナリー巡りは見送り。
最近は旅先で必ず酒屋さんに寄る事にしてましたので、
ちょうどブルータスに載っていた、酒屋さんへ行くことにしました!
歩いて~歩いて~迷って~通り過ぎ~戻って…暑くて…歩いて…
行き倒れるかと思いました…。
暑さに弱い上、若干の二日酔いの私には、
片道1時間半のブラリはなかなかきつかったです。
「雑誌みてきました」なんて、ちょっとミーハーな感じかな…
と心配しましたが、ご相談してみましたら色々と優しく
勝沼のワインを教えてくださいました新田商店さん。
ご親切にお昼におススメのお店も教えていただき、
電話で空いてるか確認までしてくださった、優しい新田さん♪
「お店やってるんですか?」と聞かれる位
勝沼のワインを自宅に送り付け、SUNKINGCafeさんで
お昼も食べて…そろそろ帰ろっかな。
が、バスが…無い…1時間以上無い。
携帯電話も…無い…タクシー呼べない。
えぇぇぇ~やっぱり歩くの?!という訳で、そこからまた4、50分
ただの地図では判らない高低差!
そう、忘れてましたが駅は高台だったのです…。
人生初のヒッチハイクをしようかとも思いましたが、
「行き倒れても、まだ明るいし、誰か見つけてくれるかな…」
とひたすら歩き、山を越え、なんとか駅にたどり着きました。
あまりに歩くのに必死で、大善寺以降写真がありません(笑)。
そんな秋のブラリ勝沼の旅でした。
注:勝沼は冬にしばらく閉まる施設やお店も多いので、
これからお出かけの方はそれぞれご確認いただく事をお勧めします!
皆さまも良い旅を~。