この頃は興味のある展覧会が多く、
ちょこちょこお出かけしております。
今流行の奥渋(?)にある本屋さんで、
いつも名前を忘れてしまうのですが(そもそも憶えていない)
皆さまとお話しする時も
「東急本店行のバス通りのオシャレなガラス張りの本屋さん」
で大体通じます。
ブラブラ~見てましたら、気になる表紙が…。
(えっっ!リアル箱男???)
安部公房の『箱男』とは趣向も意味も全く違うのですが
お家を背負って日本中を移動しているなんて~!
す、スゲー…。
今年の瀬戸内芸術祭にも参加している、アーティスト
『村上慧』さん、いつか偶然見かけてみたいです。
そして『ボストン美術館所蔵 国芳国貞展』へ~。
http://www.ntv.co.jp/kunikuni/
斬新な構図や細かな技術、新しい創造への
創作意欲に感動はもちろんの事、
浮世絵は当時の文化や日常が垣間見えるのがいいですよね。
「花火とか花とか蛍とか、楽しむ気持ちは今も変わらないな~」
「雪遊び、大人も楽しいよね~。って裸足~?!」とか驚きもあります。
大人に見えるけど、まだ若いおじょうさんかもしれませんね。
橋の完成にめちゃくちゃ人が集まってますが、頑丈だな~とか、
着こなしや髪型、髪飾りも色々で、見ていて飽きないですね。
国芳といえば…猫!!
フフフ、猫又をゲット~♪
そして夜は『賞道のすすめ』。
掛け軸がテーマの今回は、少々実験的(?)な回だったようで、
今までの『作品の見方を想像して実寸のレプリカで実践』とは異なり、
香による演出があったり、
会をご一緒に盛り立ててくださるお茶の先生がお持ちの
千利休直筆の掛け軸も拝見させていただいたり、
青森の帆風美術館の方がいらしたり。
美術家さんと茶人と双方のお話しをお伺い出来たのに
またアンケートを反省する帰り道(笑)でした。
アートって、表現だったり技術だったりではありますが、
作品を通じた様々なコミュニケーションなのね。
といろんなアートを満喫した1日でした。