先月になりますが、初めての兵庫&大阪へ行って参りました~。
新神戸駅に降りたら、丸っこいロープウェイがトコトコ動いていて
なんだかカワイイ~。
まずはスコーンを買いにまっしぐら!
Raiyさんに教えていただいた、アンダーグラウンドベーカリーさん~♪
先日の伊勢丹出店では20分で完売したそうで!(すご~い)
イギリスの雰囲気たっぷりの(行った事アリマセンが…)素敵な店内には
数種類のスコーンや焼き菓子が☆
そんなにたくさん買えないし、迷う~。
超、チョーコダワリ職人とお伺いしてましたので、
怖い人だったらどうしようとドキドキしてましたら、
カワイイ店主さんでチャーミングな笑顔に元気もいただきました。
いざ!浄土寺へ~目指せ!小野!!
前々日の台風の影響で電車が遅れている…
ただでさえ30分、1時間に1本なのに…心配。
「でも私には美味しいスコーンがある!」
スコーンと旅をするのも、なかなか良いものです。
明石の海を見ながらコトコトと電車に揺られ…。
電車を乗り換えると、謎のルールを発見?
【3人目は詰めるの法則 】
電車内7人掛けの椅子の端、端に座ったら3人目は…
端のすぐ隣に詰めて座る!
私(端)の隣におねえさんが、向かいの女子高生(端)の隣にはおじさん!
エエェー。
その向こう側、ガラガラですよー。
浄土寺に到着~。
浄土寺浄土堂は東大寺の再興の時に、重源上人が快慶と
タッグを組んで作ったそうで、お堂の中には
真ん中にドーンと大きな阿弥陀三尊像がそびえ立っていました。
浄土堂は西日が入ると、堂内が光に照らされて仏像が光り輝く!
のだそうですが、行った日は残念ながら段々と曇ってきて
その光景は見られませんでした。
(ちなみに堂内は完全に自然光なので、雨の日など昼間でも
真っ暗で全然見えない事もあるそうです。)
大仏様という現存数少ない造りで、反りの無いまっすぐな屋根、
お堂の中はてっぺんまで部材がそのまま見えて、天井板がありません。
雲の台座に乗った阿弥陀三尊像には天蓋も無く、
コンパクトで簡潔な須弥壇、他に仏像はいません。
つまりはお堂の中や仏さまの周りに装飾がほとんど無いのです。
ちょこんと座って見上げていますと、他のお寺では感じられない感覚が。
一体感…でもないし、包まれる…でもないし、圧倒される…でもないし。
お堂、の中、仏さま、と、私(&お寺のおばさま)、いる。みたいな
当たり前の事なのですが(笑)。なかなか言葉にするのが難しい…。
限りなくシンプル空間なので仏さまと一心に向き合えるのかもしれませんね。
小野駅から浄土寺は遠いので、行き帰りはタクシーにお世話になりました。
帰りにタクシーを呼ぼうとしたら、まさかの公衆電話が見当たらず!
すぐそばにあった準備中のレストランに恐る恐る入って
「すみません…公衆電話この近くにありませんか?」
と尋ねたら「無いと思います。」との事で、
「すみません…お電話貸していただけないでしょうか…タクシー呼びたいんです…」
とお願いしたら、快く貸してくださった優しいスタッフの方々。
(さすがにちょっと恥ずかしかったです。)
今年の夏にオープンしたばかりのイタリアンだそうで
お昼も夜もやってますから、浄土寺に行かれる方はぜひ!
私も次に行く時には、お礼の気持ちを込めてたくさん食べますよ~。
https://tabelog.com/hyogo/A2804/A280403/28050163/
車窓の風景は田んぼが多いのですが、運転手さんによると
ぜーんぶ山田錦(酒米)だそうで、
ナルホド、灘には大きな酒蔵もありますもんね。
帰りは神戸電鉄と阪神?阪急?で三ノ宮まで戻り、しばらく神戸の街中を
海を見るでもなく、異人館を見るでもなく、夜景を見るでもなく、
ひたすらウロウロして、後編へ続く~。