神戸で行ったみたかった、竹中大工道具館!
新神戸駅のすぐ近くにあるのですが、ちょっと時間もあるし
三ノ宮のホテルから朝一歩いて参りました。
割と単純な道だったにもかかわらず…方向音痴炸裂、
帰りに見たら、あと50秒程の所でわざわざ引き返して遠回りするという
まったくの不可解な行動により、予定より30分遅れで到着~。
昔から現代まで、大工さんの使う道具が、ただ並べてあるだけではなく
どのように使うかが実物と映像で解りやすく展示されています。
時代の変化と共に木の使い方も変わり
用途に合わせて細分化されたきれいな道具たち。
実物大お寺の柱&組み物、屋根や継ぎ手、塔の模型…。
スケルトン茶室!!
それはもう、楽しくて楽しくて大興奮!
実際に触って感じる、考えるコーナーもたくさんあるので、
私のような素人やお子さんでも楽しめますョ。
さすが竹中工務店!壁や階段、ベンチ、どこを見てもステキ~♪
工作室も併設、日によってはワークショップや講演会などもあり
「たくさんの方が木に、道具に、親しんでほしい」
という竹中工務店さんの気持ちが伝わってきます。
近くだったら毎月行くのにな~。
図書コーナーには資料やアーカイブ映像もたくさんあったのですが、
1日じゃ足りなくなりそうで(笑)名残惜しいですが退散。
また行きますね~。
旅の最後の目的地…電車を乗り継いで…
梅田駅で迷ったものの天王寺駅まで無事移動完了~。
はい、駅からは四天王寺までもちろん迷って到着。
(大体が目的地の正面にたどり着けない…。)
「あそこは全部コンクリートだからね~」とお話しはよく聞いておりましたとおり
四天王寺は何度もすっかり燃えてしまっているので、
確かに建物はじめ、昭和に新しく作られたものばかりです。
五重塔に至っては、中がらせん階段でビックリしました!
ですが、聖徳太子が創建したとされる飛鳥時代を再現した
四天王寺式と呼ばれる建物が一直線に並ぶ伽藍配置は他に無い迫力で、
広々した境内を歩いていると、どことなく奈良のお寺で感じるような
のびのびした気持ちになります。
お寺において建物や仏像は、信仰の象徴の一つだと思いますが
それが全く無くなってしまって、形は変わっても
変わらない信仰心で守り継がれている立派なお寺でした。
さて、帰るかね、スコーン…。帰るかね、パン…。(←いつの間に!)
帰ろうか、タロちゃん…(ずっと同行してたのに写真ナシ、ごめんね。)
東京に戻ってからは、残りのスコーンを教えていただいたように温めて食べました。
噛んだ時サクッ、そしてしっとりふんわり、ちょっともっちり、
お粉やバターの香りが広がって、さりげない甘みと穀物の旨みが出てきて。
「フガーっ!」
旅の途中パクっと食べても、家でゆっくり食べても、
「なんじゃこりゃー!美味しいー!!」
と、毎回感動しました。(すみません、写真は撮り忘れました~。)