目の見えない白鳥さん、アートを見にいく

先日のお休み、恵比寿ガーデンプレイス内
写真美術館ホールにて見た映画
『目の見えない白鳥さん、アートを見にいく』
ぜひご紹介したい!

一昨年に読んだ本
『目の見えない白鳥さんとアートを見にいく』
を元に作られたドキュメンタリー映画です。


美術館へ行くのは私も好き!
タイトルに心奪われ読み進んでいくと、
一気読み!なんとまあ面白かった!
という事で映画も楽しみだったんです~


著者はノンフィクション作家の川内有緒さん。
今回の映画は三好大輔さんと共同監督もなさってます。

全盲の白鳥健二さんとアートを一緒に鑑賞する人達は
目の前にある作品について説明や感想を自由に言い合い
みんなでイメージを膨らませていきます。

私などは一人で黙々と回ったり、
友人と言っても「良かったね~」とか
「アレ、面白かったよね~」と
ボヤっとした感想しか出て来ないのですが、
白鳥さんと一緒に見ている方達の
作品に対しての向き合い方が
ブラッシュアップしていく様子が
本にもイキイキと書かれていました。

ところが白鳥さんの鑑賞の楽しみは、
どんな作品かを具体的に知る事ではないところにあるのです!!

そして、本には無い続きも映画に出てきます。
一昨年、白鳥さんが猪苗代のはじまりの美術館
3か月にわたる滞在型の展示&制作をなさったんです!
(行きたかったな~)
美術鑑賞者で写真家でもある白鳥さん。
写真は読み返す事の無い日記のようなものなのだとか。
スタスタと歩きながらシャッターを切る白鳥さん。


見えない(見える)からできる、できない、ではなく
どうやるのか、どうしてそうするのか?
と相手とのコミュニケーションを深めていけたら
凄ーいとか、なるほどとか、愛おしいとか
面白いね!そうそうそう!!とか
その瞬間が大切なものになるのかと。

本を読んだ時から印象深かったのが
白鳥さんの20年来の友人、ホシノさんのインタビュー。
映像でも出てきて、やっぱりグッときました。
白鳥さんを取り囲むお仲間も皆、強く、優しく、柔らかい。

偶然、監督の三好さん、川内さん、白鳥さんご本人
3人が揃ってお話が聞ける日でラッキー♪

配給にあたり表現に妥協をしなかった事での
ご苦労もあるそうですが、賛同する方々が増えて、
昨年~今年、たくさんの劇場で公開されます。

三好さんも言ってましたが、
「周りの見た人がみんな白鳥さんと一緒に飲みたいって笑」
もちろん私も思いました(笑)

よくある感動仕立てとは全く異なり、
淡々と白鳥さんの活動と日常を綴る
詩的で時にユーモラスな映像とどこか懐かしい音楽。
ロックな白鳥さんの魅力にハマった人は多いと思いますが
当のご本人は何度も「盛り過ぎだよ〜」
と照れていらっしゃいました。

本を読む前は、目の見えない人は
どうやって”見る”のだろう?と思ってましたが、
3人が編集について細かいシーンのトーク中
白鳥さんも「オレが(映画を)見た時は〜」
お二人も「白鳥さん見た後だっけ?」と会話していて
何の違和感もなく”見る”という言葉を
自然に受け入れている自分に気が付きました。

見え方はみんな違うんだ。

会場を出るとホールにはたくさんの人が。
恥ずかしがり屋さんの私は
白鳥さんとお話するお客さんや監督にサインをもらう列を後に
そそくさと帰ってきました。
(お前は何を学んだんだ!とつっこんでください…)


帰り道はきっと心がホカホカしますよ!

恵比寿での上映は残り僅かとなってしまいましたが
まだ滑り込めますし、これから全国を回ります!
東京にも戻ってきますョ~
4月7日からK2シモキタエキマエシネマでの上映だそうです~。

この映画は、『バリアフリー版』といって
視覚障害者用の「音声ガイド版」と
聴覚障害者用の「日本語字幕版」
更に「英語版」まであるのです!!
詳しくは会場毎にチェックしてみてくださいね。


ぜひ、ご覧になってくださいませ~!!
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