奈良の朝は人よりも鹿の方が多い(笑)
東大寺はコロナ禍に積極的にデジタルを取り入れ
テレビ、YouTubeなどで配信を
それはそれはたくさんしてくださってました!
ニコニコ美術館の二月堂定点カメラを毎日追いかけ、
なかなか見る事のできない行法を見たり
僧侶や関係者のお話を画面越しに聞けて、
いつでも心は東大寺~♡
大仏殿~千手堂から、二月堂へ!!
朝はどこも静かでゆっくり拝観できますよ~
おたいまつやお水取りで有名な修二会は
3月に二月堂で2週間行われる法要です。
(その前から準備が色々あるんですよ~)
日々、我々が生きていく中でおかした過ちを
懺悔するというのが主な目的なのですが、
達陀(だったん)はじめ、昼夜に渡る珍しい行法が
火事でも戦争でも途切れることなく続いてます。
今年はなんと1272回目!凄いですよねー!!!
40キロ(時には60キロ!)もあるおたいまつ
(おたいまつは童子さんという方々が
僧侶の足元を照らす為に持っていたものが
いつの間にか大きくなったそうです)
おたいまつが上がる階段の天井は煤で黒く…
おたいまつがを一旦置く欄干は削られ…
あぁぁ~あの時の感動がよみがえります~!
また行きたいな~!
そんな時は、ひとまずニコ美見よっと。
大体の方が大仏殿~二月堂~三月堂と回ると
満足なさって他へ行ってしまわれますが、
四月堂、戒壇堂、他にも広大な境内には
たくさんのお堂があるんですよ~!
(手向山八幡宮もあります~)
と言いつつも、私も行った事の無かった
二月堂の更に上、不動堂へ初めて行ってみました。
誰もいないー!
小さなお堂があるので、さっそくお参りして
障子の隙間(真ん中に少し穴が開いてますよね)
から中を覗いていると…
「中、入れるから。曲がったとこから。」
とお声がかかり、堂内に入らせていただきました。
ろうそくと窓の格子からの灯りだけの真っ暗な…
と思ったら、護摩焚きの煤で仏像も天井も
カーテンの様な布まで真っっっ黒。
まるでモノクロのような世界に1人でいると、
聞こえるのは鳥の声だけで
とても不思議な気持ちになります。
さて下に降りるかな、ふと見たら小鹿ちゃん。
お母さんの言いつけを守って上手に隠れていました。
大きくなるんだよ~
広~い東大寺をてくてく歩き…
そうです!
この時期は、今年の春に産まれたバンビちゃんが、
鹿園という場所に保護されていて、
6月の間ドドっと公開しているんです!
固まってる~!
性格も色々で見てて飽きないな〜
エサの箱に入っている子は、
他の鹿(例え大人でも)が食べに来ると
めちゃくちゃ暴れてじゃましてました(笑)
お昼には大混雑の奈良公園。
外国の方がたーーくさん!
さらば、奈良公園~退散だ~
奈良派らしく静かなところへ~