今回は旅の友と一緒♪
二人共奈良好きでありながら
まだ足を踏み入れていなかった地
いざ!飛鳥へ!
奈良でもよく行くエリアからは
さらに時代もひとつ遡り…古代のロマンですね~
特に印象深かったのが岡寺。
大きなご本尊如意輪観音さまは
正面から拝むと威厳に満ち溢れたお顔ですが
足元近くから拝観するに、優しいお顔になります。
岡寺は飛鳥時代の義淵僧正が
辺りの農地を荒らす悪い龍をお池に閉じ込めて
蓋をしているといういわれから
正式には『龍蓋寺』というそうです。
ここに閉じ込めてあるらしいです。
三重塔を見ていると…
上から聞きなれない音が…
『ギッ…ギコッ…ギ…』
「???」
いくつも塔を見てますが、見慣れない箱のようなもの。
よく見ると…弦がある。
「あー!!!もしかしてー!?風琴ー?!」
昨年お客さまのお話で、素敵な旅での偶然から知ったという
『風琴』の事を教えていただいておりました。
風が奏でる音はそれはそれは素敵なのだとか。
奈良時代にはあったようですが、
資料も少ないそうで、復元されているものは初めて見ました!
風に揺れる姿に耳を傾けてみましたが
…良い音…???
今度行ったらお寺の方にゆっくり聞いてみよう!!
生で見ると想像よりも大きい石舞台古墳!
よくぞまあ作りましたよね~
周りはきれいに整備されているので
芝生で寝てる人も。
遥か昔の貴重な遺跡がゴロっと身近にあるって
本当に奈良って凄い!!
続いて聖徳太子が産まれたという橘寺。
そう!馬小屋で産まれたというそこです!
なんで参道が盛り上がってるんだろ?
古い伽藍の説明書きを見ると、
「ほほう、四天王寺と同じ配置だな…」
そうなんです!
因みに大阪の四天王寺は
「建物もコンクリートだしね~」
とよく言われますが、伽藍の配置やスケール感は
飛鳥時代を彷彿させるお寺でしたよ!
斬新な傘立て!
明日香村を歩いていて、ふと周りを見渡すと
遠くに三重塔が見え、古墳が見え、その後ろには山が見え、
昔からの変わらないであろう風景が地味に感動します。
鬼のまな板と呼ばれる石棺の一部。
こんもりした小さな丘(?)になっていて
帰りに階段を降りると、地元の男子高校生が
ちょうど道路を横切るところで鉢合わせ。
「うわー!ビックリした!」
といいリアクションで驚いたすぐ後に、
「こんにちは!」
と挨拶をしてくれて、なんてかわいいんでしょう~
気持ち良い風が吹く夕方、
今回の飛鳥の旅は終了しました。
一度にはなかなか回りきれないので
これは何度も足を運ぶ事になりそうな…
続く
続く